高齢化社会の今、膝に何かしらのトラブルを抱えている人は多いです。膝の痛みの中でも代表的なものが「変形性ひざ関節症」です。
この「変形性膝関節症」は一旦発症すると治りにくく、誰もがなり得る病気と言われています。膝が痛くなると、運動するのはもちろん、日常生活のちょっとした動きでさえおっくうになってしまいます。
日常の生活が制限され、更に進むと寝たきりになり介護が必要な状態になりかねません。
「変形性ひざ関節症」になるのはどうしてなのでしょうか？今回はその原因を調査してみました。
膝の痛みが発症するきっかけ
膝痛というのは膝関節の痛みです。この小さな関節に体重の負荷がかかりますが、つるつるしている軟骨が摩擦をやわらげたり、靭帯や筋肉のサポートで衝撃を和らげています。
サワイ健康推進課 https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/knee_osteoarthritis.html
しかし、加齢による骨の新陳代謝の低下や軟骨へのストレスで膝痛が起きてきます。軟骨へのストレスとは冷え、肥満、過去のけが、Ｏ脚やＸ脚、運動や仕事による膝への負担、筋力の低下などです。とくに脚の内側の筋肉が弱くなってくると、膝関節が不安定になり、膝痛の原因になります。
「軟骨」が骨の両端を覆い、骨同士がぶつからないようにクッションのような役目をしている。
私も1年ほど前、膝を捻ったことがありその後からどうも膝に違和感を感じるようになり、整形外科を受診しました。
その時先生から「膝を強くぶつけたり、ひねったりすると半月板や関節軟骨に傷がついてしまう。その小さな傷が膝の痛みがはじまるきっかけになってしまう」と言われました。
変形性ひざ関節症は女性に多い？
変形性ひざ関節症は女性に多いってご存知でしたか？
男性に比べ、女性の方が1.5～2倍多く見られるそうです。
これは、女性は男性に比べて足回りの筋肉が弱いことや、女性の方が骨盤の幅が広いことが要因と言われています。
膝が痛いのは運動不足が原因の一つ
もちろん、これだけが原因ではないと思いますが、運動不足は膝が痛い大きな原因の一つだと言われています。
私自身、整形外科の先生に言われました。
「運動不足が一番良くないよ！」
私は、筋肉不足なのです。このままでいくと、膝がもっと痛くなるよと言われました。
運動不足でも、若いうちはまだ筋肉がそれなりについているためどうにかなるのですが、年齢を重ねていくと筋肉は衰えていくわけですから…まずいですよね。
膝が痛い原因は運動不足以外にも
私自身が「変形性ひざ関節症予備軍」のため、変形性ひざ関節症のことばかり書いていますが、膝が痛くなるのは変形性ひざ関節症だけではないそうです。
- 関節リウマチ
- 痛風
この2つの病気でも膝が痛くなるそうです。膝の痛みが気になったらまず、専門の病院を受診しましょう。
