大阪府吹田市にある万博記念公園に、関西最大級規模の屋内アリーナを建設するという計画を、大阪府が発表しました。
大阪府は今年の秋から事業者の公募を始め、2025年の大阪・関西万博までの開催を目指す。
このアリーナ建設ですが、アリーナの規模や場所、アクセスはどうなのでしょうか?今回は万博公園のアリーナ建設について紹介していきたいと思います。
万博公園アリーナの規模は?
大阪府の発表によると、万博公園に建設されるアリーナの規模は横浜アリーナと同等の固定座席1万5000席を予定しているとか!
ちなみに、さいたまスーパーアリーナは固定観客席2万7000席、大阪城ホールは9000席。
関西最大級の規模のアリーナとなりそうです!
万博公園アリーナの場所はどこ?
次に、万博記念公園アリーナの建設場所は一体どこなのでしょうか?
大阪万博記念公園駅の「ホテル阪急エキスポパーク」跡地と、「万博記念公園中央駐車場」の敷地に建設されるそうです。
近くには商業施設「エキスポシティ」があります。周辺も開発されるようなので、そちらも含めてとても楽しみですね!
万博公園アリーナまでのアクセスは?
在来線の場合
下記路線・駅のそれぞれから大阪モノレール「万博記念公園駅」「公園東口駅」が便利です。
- 阪急線:南茨木駅、山田駅、蛍池駅
- 地下鉄御堂筋線(北大阪急行線):千里中央駅
- 地下鉄 谷町線:大日駅
- 京阪本線:門真市駅
新幹線でお越しの場合
新幹線「新大阪駅」下車。 地下鉄御堂筋線(北大阪急行線)で「新大阪駅」→「千里中央駅」へ。 大阪モノレールで「千里中央駅」→「万博記念公園駅」下車。大阪空港からお越しの場合
大阪モノレールで「大阪空港駅」→「万博記念公園駅」下車。関西国際空港からお越しの場合
南海電鉄で「関西空港駅」→「なんば駅」へ。 地下鉄御堂筋線(北大阪急行線)で「なんば駅」→「千里中央駅」へ。 大阪モノレールで「千里中央駅」→「万博記念公園駅」下車。出典:https://www.expo70-park.jp/guide/access/
万博公園アリーナ建設大阪府の発表
大阪府は17日、万博記念公園(吹田市)に1万5千人以上が収容できるアリーナを整備する計画を明らかにした。民間事業者が整備して運営する民設民営の方式で、夢洲(ゆめしま)での国際博覧会(大阪・関西万博)が開かれる2025年までの開業を目指す。吉村洋文知事は記者会見で「世界規模のスポーツ大会やコンサートができる施設にしたい」と話した。
場所は大阪モノレールの万博記念公園駅の南側の府有地16.9ヘクタール。現在は駐車場や20年2月に閉館予定のホテルなどに使われている。東側には大型商業施設「エキスポシティ」がある。事業プランを公募し、20年春に事業者を選定する予定だ。
国際的なスポーツ大会を開催するには1万人以上の固定観客席と競技エリアを確保できる7千平方メートル以上のフロアが必要とされる。関西では大阪城ホール(大阪市)が最大だが、客席9千人でフロアは3500平方メートルにとどまる。国内では、さいたまスーパーアリーナや横浜アリーナに大型イベントが集中する原因になっている。
募集要項の内容は検討中だが、吉村知事は「横浜より大きい規模にしたい。スポーツビジネスは経済波及効果が大きく、大阪の成長に役立つ」とアリーナの必要性を強調した。アリーナ自体は採算が取りにくい事業であるため、ホテルや商業施設の併設を含めた事業提案を求める。
府によると、用地は数十年間の貸し付けを検討している。現在、東京に建設中の1万5千人規模の有明アリーナは建設費が350億円程度とみられている
出典:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49893870X10C19A9LKA000/
交通インフラに課題も
ネットでは、アクセスの利便性や交通渋滞を懸念する声が上がっています。
モノレールの輸送力にも不安があり、2025年の開業に向けて交通インフラの充実が課題のようです。